DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.07.16日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先週は、インプラントが「高すぎる」「怖い」「痛い」というイメージが本当に正しいのどうかを検証していただきました。先生、今週はその続きですね。 -
はい。今回は、インプラントは「誰でもできる治療ではない」という点についてお話をさせていただきたいと思います。 -
というのも、「歯がなくなったらインプラントを入れればいいんでしょう」と軽く考えられている方もいらっしゃるのですが、実はインプラント治療は非常に高度な診断と準備が必要な治療だからです。 -
例えば、骨の量が極端に少ない方、未治療の糖尿病がある方、重度の歯周病がある方、喫煙習慣が強い方などは、そのままではインプラント治療が難しいケースがあります。骨が足りなければ骨造成といって骨を作る処置を、歯周病があればまず歯周病の治療を優先していく必要があります。 -
普段の生活習慣、そして全身の健康状態も関係してくるのですね。 -
その通りです。だからこそ、本当にご自身にインプラントが適しているのかという診査診断をしていく必要があります。それを判断するのは歯科医師です。その治療がその歯医者さんでできるのかどうか、ということがまず一つ大事なところですね。 -
今、通っているいる歯医者さんで「じゃあちょっと歯がないからインプラントにしましょうかね」という話になった場合に、全身の症状も聞かれずに「そのままやりましょう」ということは非常に怖いです。例えば先ほど言った未治療の糖尿病。これは外見では判断ができないため、検査しないとわかりません。HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という糖尿病の指標になる値があるのですが、それが8を超えている、10を超えている方に、そちらの治療を行わないままにインプラントを入れた場合、術後に感染してしまうリスクが非常に高いです。そういった全身疾患についても検査をしておかないと本当に怖い治療ではあります。 -
そういったところまでご存じない方は多いのではないでしょうか。 -
患者さんはもちろん知らなくても当然なのですが、歯科医師側でそれを知らずにインプラント治療に踏み切ることは本当に危ないです。インプラントしましょう、1本だけなんで、という話だとしても、です。感染のリスク、それから飲んでいるお薬との兼ね合いなどについても考えていかないといけません。そのあたりもきちんと聞いてくれるところでなければ、やはり怖いなと思います。 -
そして「歯がないからここに歯を入れたらいいや」と。歯がない、その顎の骨がなくても入れられると思っている方もいらっしゃいますよね。 -
そうですね。インプラントという言葉が先行して、「インプラントは歯のないところに行う治療なんだ」ということは知っていても、インプラントってどこに入れるのといったら知らない方も多いです。実は顎の骨の中なのですが、先ほど寺尾さんがおっしゃったように、インプラントを入れるための骨の幅が足りず治療ができないという場合も割と多いです。 -
へー -
そういった場合には人工的に骨を足しましょうというような手技が必要になってくるのですが、骨がないですから作りましょう、という正確な診査診断ができるのかどうか。そのことも本当に大事です。比較的多くみられるのが根っこが割れてしまったから歯を抜くケースです。根っこ割れていた場合は、8割ほどの方がが骨足りていないと思います。僕が今まで見てきて、根っこが割れていました、そのまま抜いてインプラントを入れられた方はあまり多くはないです。根っこが割れていた場合は、頬側の骨が大きく溶けてしまっていることが多く、溶けている骨をどうするかとかをきちんと考えておかないと、10年後に「あ、やっぱりここがまた感染しているね」とかいうことになる場合もあります。 -
やはり事前の検査診断ということがすごく大切なんですね。 -
そうですね。インプラントは人工の根っこを顎の骨の中に埋め込む外科手術ですから、角度や深さなどがずれると他の歯を傷つけてしまったり、神経を傷つけたりというリスクも考えられますので、うちのクリニックではXガイドという器具を使い、そうしたミスがないように極めて高い精度で安全に手術を行えるようにしています。 -
ちょっと勘違いしていたところがありました。「歯がなくなったらインプラントでもいけるのかな」なんて簡単に思っていましたが、そうではないようですね。 -
そうなんです。歯がないところだけを直せばいいということではありません。歯がない期間が長い場合には、隣り合う歯が倒れてきてしまって噛み合わせが崩れているというようなこともありますし。我々のクリニックでは、このラジオでも何度もお伝えしている一口腔単位の治療として計画を立てており、歯がないですねインプラントですね、だけではなく、他の噛み合わせも含めて見ていかないとインプラント自体が長持ちしない。逆に周りの歯を壊してしまう、そういったこともありえます。 -
まさに総合治療という感じですね。 -
まさにその通りです。単に歯を入れるだけではなく、機能的なこと、見た目、何よりも長期で安定するということを考えて治療を行っていくということが重要です。 -
そのために、技工士さんとの連携も重要になってきますね。 -
そうですね。噛み合わせや、歯の形、これらをしっかり理解した優秀な技工士さんと連携して治療を進めます。どんなにいい素材を使ったとしても、実際に作る歯が悪いようでは意味がありません。技工士さんの技術と設計力が伴わないとインプラントの被せ物というのは長く機能することがないです。自費診療だからこそ、こうした細部までもこだわることができます。 -
そして、松山中平歯科クリニックのインプラント治療の特徴について改めてお伺いしたいのですが。 -
最初の診査診断、手術、被せ物、メンテナンス。これらをすべて責任を持って一貫して行う体制を整えていますので、定期的なフォローアップで治療後もずっとお口の中の健康を維持できるようにサポートしております。 -
それではリスナーの方へのメッセージをお願いできますか。 -
インプラント治療がどの歯科医師でもできる治療だと思われていた方、患者さん誰にでも治療が可能だとと思われていた方。そういった方は、今日のお話で少し意識が変わったかもしれないですね。 -
インプラント治療は、どの歯科医師でもできるような治療ではないですし、どの患者さんにでもできる治療ではないので、しっかりとした知識と技術を持った歯科医師と相談をして、納得した上で進めることが何より大事です。 -
なるほど。やはりいい治療には準備とチームの力が必要なんですね。さて先生、来週はどんなお話でしょうか。 -
来週は、世の親御さんは戦々恐々とされているかと思うのですが、夏休みに入りますので、お子さんの夏休みにご家族で取り組んでほしい、家族全員の口腔ケアについてお話ししようと思います。 -
先生、今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
